- トイレが近い、尿の勢いがない
- 男性では前立腺肥大症や前立腺炎、女性では過活動膀胱や神経因性膀胱などが原因となっている場合があります。年齢のせいだけとは限らず、適切な治療で改善が期待できます。
最近は手術を行わずに前立腺を小さくする薬剤も普及しており、
以前に比べ体の負担の少ない治療が可能です。
- 尿がもれる
- 尿もれには主に「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」があります。くしゃみや咳の時にもれる場合は腹圧性、尿意が強くがまんできずにもれる場合は切迫性です。
いずれのタイプでも病状にあわせた内服薬で治療を行います。まれに、極端に尿が出にくいため残尿が多量になり尿がもれる「溢流性尿失禁」もあり注意が必要です。
- 夜中にトイレに起きる
- 前立腺肥大症や過活動膀胱などの他、不眠、多飲や高血圧が関係している場合もあります。夜中に2回以上起きる場合は泌尿器科へのご相談がおすすめです。
- 排尿時に痛み、残尿感がある
- 女性であれば膀胱炎、男性であれば前立腺炎、尿道炎などが代表的です。発熱を伴う場合、女性であれば急性腎盂腎炎、男性であれば急性前立腺炎、精巣上体炎などが考えられます。
いずれも抗菌剤(抗生物質)で治療します。当院では女性の場合には通常恥ずかしい検査・診察などありませんし、男性で診察が必要でも男性医師のみで診察いたします。
- (女性)膣から腫瘤が出てきた
- 膣から膀胱が出てくる場合(膀胱瘤)、子宮が出てくる場合(子宮脱)、腸が出てくる場合(直腸瘤)などがあり、骨盤臓器脱(POP)と総称されます。レントゲン検査などで診断します。症状の程度により手術が必要となる場合があります。
- (女性)尿道口にできものがあり出血するが痛くない
- 尿道カルンクル(良性腫瘍)のことが多く、症状の程度、大きさによっては切除することがあります。同じような症状でもまれに尿道がんのこともあり鑑別が必要です。
- 血尿が出た
- 血尿の原因は膀胱炎や尿路結石などの良性疾患から尿路の癌まで多岐にわたります。特に痛みなどの症状がなく血尿のみの場合、40歳以上・喫煙者・男性に当てはまれば膀胱がんである危険性が高く注意を要します。自然に消えてしまうこともありますが、一度でも血尿に気づいた場合は精密検査をおすすめいたします。
- 子供のおねしょが治らない
- おねしょには尿量が多いタイプ、膀胱容量が小さいタイプなどがあります。通常12才頃までに自然に消えることが多いですが、宿泊行事等でご相談いただくことも多い疾患です。6歳以上であればスプレー、内服薬などで治療可能ですのでご相談ください。
- 子供のちんちんが腫れた
- 男の子に多い包茎では包皮に感染を起こすことがあります。抗菌剤(抗生物質)で治療します。
- 子供の陰のう(ふくろ)の中に精巣(玉)が触れない
- 停留精巣、遊走精巣などが考えられます。無治療経過観察できる場合と治療を要する場合がありますので、できれば6か月~1才頃までに泌尿器科へご相談ください。
- 包茎が気になる
- 包皮がむけて亀頭が出るのであれば仮性包茎であり基本的に心配ありませんが、包皮が戻らなくなる「かんとん包茎」にはご注意ください。包皮がむけない真性包茎でも大部分は軟膏で治療できます。
- 陰茎にできものがある
- 真珠様陰茎丘疹やフォアダイスなどの生理的状態(病気ではないもの)から尖圭コンジローマなどの性感染症まで様々ですので診察での診断が必要です。尖圭コンジローマは軟膏で治療できます。
- 前立腺の病気が心配
- 中高年男性の6割以上が前立腺肥大症といわれており、今後前立腺がんは増え続けて男性で2番目に多いがんとなると予測されています。排尿症状(尿が近い、勢いがない、残尿感、尿もれなど)がある場合はもちろん、無症状でも50歳以上であれば年1回の検査をおすすめします。特にご家族に前立腺がんの方がいれば前立腺がんの危険性は通常の2倍以上と言われており要注意です。
- (男性)やる気が出ない、集中できない、ほてりやすい
- 40歳以上では男性ホルモン低下によるLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)、いわゆる男性更年期障害の可能性があります。問診、採血など簡単な検査で診断が可能です。男性ホルモン補充療法も行っております。
- 射精が早い(早漏)
- SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)の内服で改善が期待できます。
- 勃起が弱い
- 当院ではED治療薬を常備しておます。プライバシーには十分に配慮をしており、通常身体診察や追加検査はありません。ページ最下段のED治療薬処方までの流れをご参照ください。
- 検査が痛そう
- 痛みの無い超音波やレントゲン、より痛みの少ない軟性膀胱鏡を採用しており安心して受けられます。
- 受診が恥ずかしい
- 診察室や検査室、更衣室などプライバシーに配慮したつくりになっておりますのでご安心ください。男性の診察は男性医師のみ、女性の診察は女性看護師同伴で行っております。
- 院内処方の利点は?
- 院外処方に比べ負担金が300~800円ほど安いうえ、調剤薬局に移動する手間や時間が省けます。
- 入院や手術が必要な場合は?
- 連携医療機関へ迅速な紹介をいたします。緊急入院にも対応いたします。
- 主な検査料金の目安
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検査料のみの目安です。使用する薬剤や材料、厚生労働省による改定などで変わることがあります。
- 超音波検査 1割350~530円 3割1050~1590円
- 残尿測定 1割55円 3割165円
- 尿流量測定 1割205円 3割615円
- 膀胱内圧測定 1割260円 3割780円
- 膀胱鏡 1割950円 3割2850円
- ED治療薬がほしい
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□■ED治療薬処方までの流れ■□
- 初診時は初診問診票のED治療にチェックしてください。受付でED希望とお申し出いただいた場合は保険証の提示は不要です。お薬手帳があればご持参ください。
- 男性医師により診察室で面談、既往歴の確認や内服の注意事項の説明を行います。
女性スタッフは同席しませんのでご安心ください。問題なければ追加検査は不要です。 - 処方が決まれば診察室で男性医師より薬剤を直接その場でお渡しいたします。
- 会計では支払いだけで済みます。
□■当院常時在庫薬の種類と薬剤費のみの一覧■□
薬品名 1錠の価格(税込) 特徴 シルデナフィル
50mg700円 バイアグラの国産ジェネリック。
飲酒後不可、食後2~3時間あけて内服。
1時間で効果あり4~5時間持続。タダラフィル
20㎎900円 シアリスの国産ジェネリック。
食直後、飲酒後でも内服可。
1時間で効果あり36時間持続。バルデナフィル
20㎎1200円 レビトラの国産ジェネリック。
食直後、飲酒後でも内服可。
15~30分で効果あり4~5時間持続。★すべて割って使用できます★
★札幌市内最安レベルでとてもお得です★
*追加検査がない場合、上記薬剤費以外には自費診察料1400円(初診再診問わず)がかかるだけです。
*健康保険適応外となりますのでご注意ください。お会計は現金のみとなります。
*狭心症、心筋梗塞などで硝酸剤(ニトロ)を使用している方は内服できません。